はじめてのリメイクDIY

木材の端材と家にある箱を活用 簡単おしゃれな収納ボックスの作り方

Tags: リメイクDIY, 収納ボックス, 初心者向け, 木材DIY, 不用品活用, 手作り雑貨

はじめに

退職後、新しい趣味をお探しの方や、お家に溜まっている不用品を何かに活用できないかとお考えの方に、「はじめてのリメイクDIY」はぴったりです。このサイトでは、難しい技術は必要なく、ご自宅にあるものを使って簡単におしゃれなアイテムを作る方法をご紹介しています。

今回ご紹介するのは、木材の端材とご家庭にある不要な空き箱(段ボール箱など)を使った、おしゃれな収納ボックスです。どなたでも無理なく、楽しみながら取り組んでいただけるよう、ゆっくりと丁寧にご説明いたします。この小さなプロジェクトを通して、ものを作る楽しさや、不要品が素敵に生まれ変わる喜びをぜひ感じてみてください。

準備するもの

このDIYで必要なものは、特別な道具ではなく、ご家庭にあるものや、ご近所のホームセンター、100円ショップなどで手に入るものです。

作り方:ステップ・バイ・ステップ

さあ、早速作ってみましょう。一つ一つの工程をゆっくりと進めていきますのでご安心ください。

ステップ1:空き箱の準備

  1. お好みのサイズの空き箱を選びます。もし蓋がある場合は取り除いてください。
  2. 箱の高さが必要な高さよりも高い場合は、カッターナイフと定規を使って不要な部分を切り落とし、高さを調整します。定規をしっかりと当て、一度に切ろうとせず、数回に分けて刃を動かすと綺麗に切れます。
  3. 箱のふちが切りっぱなしで弱い場合は、内側に折り込むか、厚紙などをボンドで貼って補強すると丈夫になります。
  4. 箱の表面に印刷などがある場合は、気になるようであれば薄い紙などを貼って隠しておくこともできます。

ステップ2:木材の端材を準備する

  1. 箱の側面のサイズを測ります。縦と横、それぞれの長さを定規で正確に測り、鉛筆で控えておきます。
  2. 用意した木材の端材を、測った箱の側面に合うようにカッターナイフやノコギリでカットします。隙間なく貼り詰めるか、少し隙間を開けて貼るか、お好みのデザインを考えながらカットします。カットが難しい場合は、既に細長い形状の端材や、割り箸などをそのまま利用するのも良い方法です。
  3. カットした端材の切り口や表面がざらついている場合は、紙やすりで優しくこすって滑らかにします。特に角の部分は丁寧にやすりをかけると安全です。

ステップ3:箱に木材を貼り付ける

  1. 箱の一つの面に木工用ボンドを薄く均一に塗ります。端までしっかりと塗ることが大切です。
  2. カットした木材の端材を、ボンドを塗った面に一つずつ丁寧に貼り付けていきます。端材同士の間隔を均等にするか、わざと不揃いにするかなど、デザインを楽しみながら進めましょう。
  3. 全ての端材を貼り付けたら、端材がずれないように手で軽く押さえるか、本などの重しを立てかけて固定します。
  4. 他の側面にも同じようにボンドを塗り、端材を貼り付けていきます。箱の四面全てに貼り付けたら、ボンドがしっかりと乾くまで待ちます。完全に乾くまでは数時間から一日かかる場合がありますので、焦らずじっくりと乾燥させましょう。

ステップ4:(お好みで)仕上げをする

  1. ボンドが完全に乾いたら、全体を見て、貼り付けた木材の表面や角が気になる場合は、再度紙やすりで優しく整えます。
  2. 木材の色を変えたい場合や、汚れにくくしたい場合は、塗料やニスを塗ります。薄く均一に塗るのがコツです。一度に厚く塗るとムラの原因になります。
  3. 塗料やニスが完全に乾くまで、風通しの良い場所でしっかりと乾燥させます。

失敗しないためのコツ・注意点

完成作品と活用例

世界に一つだけの、あなただけのオリジナル収納ボックスが完成しました。いかがでしょうか。少し形がいびつでも、色がムラになってしまっても、それこそが手作りの味です。ご自身で作られた作品には、既製品にはない特別な愛着が湧くことと思います。

この収納ボックスは、様々な用途で活躍します。例えば、

また、少し丁寧に作れば、友人やご家族へのプレゼントとしても喜ばれるかもしれません。中にちょっとしたお菓子や小物を入れて贈るのも素敵です。

まとめ

今回は、ご家庭にある木材の端材と空き箱を使って、簡単でおしゃれな収納ボックスを作る方法をご紹介しました。難しい工程は一つもありませんので、DIYがはじめての方でもきっと素敵な作品が完成するはずです。

自分で手を動かし、ものを完成させる喜びは格別です。そして、不要になるはずだったものが、暮らしの中で役立つアイテムに生まれ変わる過程もまた、大きな発見と楽しみをもたらしてくれます。

ぜひ、他の空き箱や端材を使って、様々なサイズやデザインの収納ボックス作りに挑戦してみてください。次のDIYのアイデアも、このサイトでご紹介していく予定です。ものづくりの楽しさを、ゆっくりと、そしてじっくりと味わっていただければ幸いです。